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Ⓐによっては(場合 / 状況)

文法説明

句型

[名詞Ⓐ] + によっては、[Ⓑ]

説明

Ⓐには複数の種類・場合・状況があり、その中の一部の場合にⒷが成り立つことを表す。

すべての場合にⒷが成り立つわけではなく、Ⓐの違いによってⒷになる場合もある、という意味を表す。

使用する語

Ⓐには、人・場所・時期・条件・状況など、複数の可能性がある名詞を用いる。

例

人によっては

場所によっては

時期によっては

場合によっては

状況によっては

天候によっては

「この句型」の使い方

Ⓑには、特定の場合に起こる出来事や、成立する可能性がある内容を述べる。

例

場合によっては、予定を変更するかもしれません。

状況によっては、試験を延期する可能性があります。

可能性を表す表現と一緒によく使う。

例

~ことがある

~かもしれない

~可能性がある

Ⓐによって vs Ⓐによっては
説明

どちらもⒶの違いに関係する表現だが、意味が異なる。

Ⓐによって
Ⓐの違いに応じて、結果や状態が異なることを表す。

例

人によって考え方が違います。

季節によって営業時間が変わります。

Ⓐによっては
Ⓐの中の一部の場合に限って、特定の結果や状態が成り立つことを表す。

例

人によっては、この料理が辛すぎると感じます。

季節によっては、営業時間が短くなります。

Ⓐによっては vs Ⓐの場合は
説明

Ⓐによってはは、複数の可能性の中から一部の場合を取り上げる。
Ⓐの場合はは、特定の条件や状況を取り上げて、そのときの結果を述べる。

Ⓐによっては
→ 複数の状況のうち、一部だけ

例

天候によっては、イベントを中止することがあります。

Ⓐの場合は
→ 特定の条件を指定する

例

雨の場合は、イベントを中止します。

正誤

Ⓐには、複数の可能性を想定できる名詞を用いる。

正誤

〇 : 場所によっては、携帯電話が使えないことがあります。

× : この場所によっては、携帯電話が使えないことがあります。

Ⓑは必ずしも可能性を表す表現にする必要はない。

正誤

〇 : 人によっては、納豆が苦手です。

〇 : 人によっては、納豆が苦手かもしれません。