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Ⓐくらい / Ⓐぐらい / Ⓐほど(程度)

文法説明

句型

[動詞普通形] + くらい / ぐらい / ほど

[い形容詞普通形] + くらい / ぐらい / ほど

[な形容詞] + な + くらい / ぐらい / ほど

[名詞] + くらい / ぐらい / ほど

説明

比喩や具体的な例を使って、動作や状態の程度を表す。

前項(Ⓐ)には、後項(Ⓑ)の程度を具体的に想像できるような例を用いる。

『くらい』と『ぐらい』は基本的に同じ意味で、どちらも使用できる。

『ほど』も同じように程度を表すが、『くらい』より程度の大きさを強調する場合がある。

「この句型」の使い方

身体的な感覚を具体的な例で表す。

例

昨日は死ぬほど疲れました。

お腹が痛くて、立っていられないくらいでした。

今日は凍えるほど寒いです。

感情の強さを具体的な例で表す。

例

涙が出るほど嬉しかったです。

声が出ないくらい驚きました。

泣きたいぐらい悔しかったです。

能力や難易度などの程度を表す。

例

この問題は小学生でも解けるくらい簡単です。

この問題は先生でさえ答えられないほど難しいそうです。

彼は日本人と間違えられるほど日本語が上手です。

くらい vs ぐらい
説明

『くらい』と『ぐらい』は基本的に同じ意味で、程度を表す場合はほとんど置き換えることができる。

Ⓐくらい

例

涙が出るくらい嬉しかったです。

Ⓐぐらい

例

涙が出るぐらい嬉しかったです。

くらい vs ほど
説明

どちらも程度を表すが、『ほど』は程度の大きさを強調する場合によく使われる。
ただし、『くらい』でも強い程度を表すことができ、必ずしも程度の大小だけで使い分けるわけではない。

Ⓐくらい
具体的な例を使って程度を説明する。

例

涙が出るくらい嬉しかったです。

歩けないくらい疲れました。

Ⓐほど
程度の大きさを強調する。

例

涙が出るほど嬉しかったです。

歩けないほど疲れました。

『死ぬほど』は、非常に程度が高いことを表す慣用的な表現である。
『死ぬくらい』も文法的に誤りではないが、程度を強調する慣用的な言い方としては『死ぬほど』の方が一般的である。

正誤

〇 : 死ぬほど疲れました。

△ : 死ぬくらい疲れました。

程度を表す「ほど」vs 数量を表す「ほど」
説明

『ほど』は、程度だけでなく、数量のおおよその値を表す場合にも使用する。
この2つは意味が異なる。

程度
動作や状態がどの程度なのかを表す。

例

泣きたいほど嬉しかったです。

数量
数量のおおよその値を表す。

例

駅まで10分ほどかかります。